今年もダメだった自分が「来年こそは…!」と見据えてやること【自己嫌悪から自己分析へ】

2025年も年末に入る。

2025年の初めに、「今年はこれをやる!」と決意したものの、結局何もせずに年末を迎えてる人は多いと思う。
「今年は全然ダメだったな…」
「うまくいかない年だった…」
「結局何もしてないな…」
もちろん自分もその一人。

だからこそ思う「来年こそは…!」と。

だが思い出してほしい。
昨年の年末も同じことを思っていたことを。

去年も今年もうまくいかなかったのには原因があるし、
その原因がわかれば対策も可能なはず。

ポイントは自己嫌悪するのではなく、自己分析にある。

そもそも年末自己嫌悪イベントは【恒例行事】

この振り返りは、毎年12月の【恒例行事】である。
正直、全員が自己嫌悪するというイベントと言っても良い。
どれだけ素晴らしい1年を過ごせたとしても、これは恒例行事なので、毎年ちゃんと訪れる。

正月やGW、クリスマスが毎年訪れるように、年末の自己嫌悪イベントは訪れる。

そもそも理想通り、パーフェクトな1年を過ごすことは不可能。

自己嫌悪イベントは恒例行事。
全員が通る道。だからそれ自体が悪いことではないってこと。

必要なのは考え方をシフトすること。

「自己嫌悪」イベント→「自己分析」イベントにシフトする

この毎年恒例のイベントへの考え方を変える。

自己嫌悪は過去を振り返り、ネガティブになること。

では、「自己嫌悪」から「自己分析」に変えてみてはどうだろうか。

過去を振り返るところまでは一緒だけど、その過去に対し、「自己嫌悪」ではなく「自己分析」に切り替える。

出来事やその時の感情を第3者目線で分解すること。
分解することで、失敗は教訓に、成功は再現可能なパターンに成り得る。
「来年こそは…!」という決意を助けるはず。

自分→観察対象、出来事→データと捉える【自己分析】

自己分析を始めるとなると、「自分」や「出来事」への考え方が変わる。

「自分」→「観察対象」
「出来事」→「データ」
として捉える。

自分はあくまで「観察対象」なので、一旦感情を抑えて第三者目線で冷静に見ることができる。
それぞれの出来事もあくまで「データ」として自己分析の材料になる。

成功した経験や、失敗したこと、挫折したこともどれも同じ価値を持つ貴重なデータになる。

この1年は自分がストックしてきた貴重なデータの集合体である。

データを基に「来年こそは…!」とアクションプランを立てる

ここ1年(もしかしたら数年分)のできごとを振り返ることで膨大かつ貴重なデータを得ることができる。

そうすれば、次はそのデータを基にアクションプラン(行動計画)を立てられる。

楽しい・面白い・嬉しい・やってみたい…などポジティブになるパターン
つまらない・嫌い・やりたくない…などネガティブになるパターン
これらがなんとなく見えてくると思う。

成功パターンも失敗パターンも見えているなら、対策も打てるはず。

そもそも、
自分では「やらないといけないけど、できていないこと」が重要じゃなかったり、
逆に予想外なことが自分にとって重要な事項だったり…。

結果的に、「自分のやるべきこと=アクションプラン(行動計画)」も決められるかもしれない。

俺の失敗のパターンは大体2つ。
・「完璧主義」に陥った結果の行動できなくなるってパターン。
・今あるモノを活用せず、新しいモノが欲しい!と考えてる間に時間が経ってるパターン。
成功パターンも2つ。
・とりあえず始めるパターン。
・誰かに先に宣言して自分を追い込むパターン。

こんな感じで、見えてくる。
うまくいくためには、
・誰かに宣言してとにかく始めるってパターン。
・もし来年やりたいことがあるなら、「誰かに宣言する」「モノは買わずまずは捨てろ」
っていうのがアクションプラン(行動計画)になるってこと。

これができたものは「来年こそは…!」とならないで実行される確率が高い。

とはいえ、ポジティブな振り返りはした方が良い

どれだけこの1年を第三者目線で分析し、データとして取り扱おうとしても感情は動く。

全てが自分のことだから、当たり前だけど一喜一憂は起こる。

全員がストイックに「生産性」や「ストイックさ」を持つ必要はない。

結局は何をやるにしても、楽しい・面白いって感情がないとできない。
修行や苦行をするわけではないから。

楽しく振り返るためには、「ポジティブな振り返り」はどんどんした方が良い。
これはもう自分自身で探すしかない。
無理矢理にでもそう思える出来事を探すべき。
それでも無いなら、何かの出来事についてこじつけてでもポジティブっぽくすることが大事。

なぜなら、希望を持ち、ポジティブに考えるという状態こそ、「来年こそは…!」と行動が起こせそうだからだ。

「来年こそは…!」と思うタイミングは自己分析のタイミング

何事にもタイミングやきっかけがあるのは重要。

「来年こそは…!」と思っている時点で、目はすでに未来を見ている。
スタート地点に立っているどころか、クラウチングスタートで準備ができている状態。
だからわざわざ自己嫌悪に陥っていくのももったいない。

必要なのはこれまでのデータ(出来事)を基にして、自己分析を行い、次のスタートのための準備をすること。

「一年の計は元旦にあり」
というが、そのための準備は12月にしとくと良いと思う。

「今年はだめだったな…」
「来年こそは…」
と思っている今がその最良のタイミングなんじゃないかなと思う。

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